夏休みの宿題の読書感想文ネタが結構テレビとかで流れてますよね。(気のせいかも…。)ということで船橋最強の読書コラム第六弾は夏休み最強推薦図書「海の底」!(え、とっくに夏休みなんて終わってる?申し訳ないです…。)
図書館戦争の有川浩デビュー直後の自衛隊3部作の一つです。ただし、この本では自衛隊の活動は「災害対応出動」ですのでご安心を。(誰に言ってる?)
桜祭りにわく横須賀に突然膨大な数の「怪物」が出現します。海上自衛官の二人は地獄絵図と化した港で救出した子どもたちと停泊中の潜水艦に立て籠もります。もう一人の主人公は警視庁から飛ばされた「警備の鬼」。同期の機動隊指揮官と組んだ的確な対応が事態の拡大を防いだかに見えますが、なぜか全国の米軍に不穏な動きが…。そして、この究極のサバイバル状況の中で、潜水艦に閉じ込められた小中学生の男子たち&女子高生一人は「十五少年漂流記」さながらの自立と冒険の物語を繰り広げます。
シン・ゴジラとシン・ウルトラマンに感動した大人たちはぜひご一読を。背景部分についてはマジメに何かを考えるべきなのかもしれませんね。